【気胸】お金のこと

救急外来で脱気をしてもらい、手術をしなければ!とぼんやり話を聞いていると、段々とお金のことが気になります。

 

最初は、この苦しさを早く!と治してもらうことだけを考えがちですが、少し楽になるとお金の心配です。

 

前回気胸になったときはドレーンで脱気し、自然と穴がふさぐのを待っていたので、7万円くらいでした。

ちなみに、ドレーンでの脱気は手術ではなく処置となるので、民間の保険でも、入院保険金は出ましたが、手術保険金の給付対象にはなりませんでした。|д゚)

 

で、今回。

病院からの請求は40万~50万でした(´・ω・`)

しかし、実際に病院の窓口で払ったのは10万円くらいです。

後日、民間の保険会社さんから保険金が入るので、おそらく金銭的な負担はなく受けることがでたことになります(*'ω'*)

 

40万~50万かかったのに、窓口負担は10万。

これは、高額療養費の適用を受けるための認定証が支払までに間に合ったからなんです。

 

ざっくり言うと、その人の所得に応じて1ヶ月の医療費の限度額が決まっており、それを超えた分は負担しなくていいよ。というものです。

所得に応じて限度額が異なるので、「認定証」が必要になります。

病院でお会計をする際に、この「認定証」を提出できれば限度額までの支払でOKでした。

間に合わなければ、一旦全額を支払って、後日還付を受けることになったそうです。

今回の例では、40万~50万をいったん窓口で支払って、後日30万~40万の還付を受ける流れです。

 

私の加入している健康保険組合は、還付が3ヶ月先ということでしたので、これは、何としてもお会計の時までに「認定証」を入手しなければ・・・

 

気胸の手術後、退院までは5日~7日といわれていたので、間に合わせる方法を考えます。

考えるっていっても、組合に連絡→申請書の提出→認定書の発行の流れは変わりませんので、やれることをやります。

 

組合に連絡すると、申請書を送ってくれるとのことでしたので、その申請書を届くのを待ちます。

この時点で退院日までに間に合わないこと確定です。

 

あ、場合によっては会社の部署でやってくれると思うので、そちらに聞いた方がいいかもです。

私の場合はその様な部署が合ってないようなものでしたので、自分で動きました。

 

私の場合は幸いにも日曜日の退院となり、お会計窓口がお休みでしたので、2週間後の術後検診時の際にまとめてお支払いとなりました。

認定証もそれまでには届いたので、無事に限度額内でOKとなりました。

 

術後から動き出したので退院までには間に合わなかったので、入院(手術)が決まったら、家族に頼んでも良いので動き出しましょう。

3か月後の還付は先が遠すぎます(; ・`д・´)

【気胸】手術後のリハビリ

さて、手術も終わり身体に刺さっている管達を抜いて退院です。

 (@^^)/~~~サラバ

 

私の身体には、以下の管達が挿さっています。

 

・鼻チューブ:酸素注入

・点滴:栄養素と痛み止め

・ドレーン管:脱気と血抜

尿道カテーテル

 

大部屋に移ると、リハビリの方(理学療法士)と歩行訓練です。

トイレまで歩く事が出来れば、尿道カテーテルを外してもらえます (*´з`)

 

ベッドから立ち上がる際に引っ張られる痛みはありましたが、歩行そのもに痛みを感じることはなかったです(*'▽')

そうして尿道カテーテルは外せる事になりましたが、さて、外す時はやっぱ色んな想いが巡ります。

深呼吸してる間にツーンと終わります。

同時に鼻チューブも外してもらいました。

 

点滴は痛み止めだけ残しておこうと、もう1日つけました。

※痛み止めは飲み薬もあるから、点滴の痛み止めも外してOKだけど、どうする?ってなったのですが、ビビってもう1日お願いしました。

 

リハビリの方に言われた通り、ベッドの上でぐーたらせず、しっかり歩行訓練をしていました。

主治医の先生も看護師さんも、寝たきりだと合併症になるリスクが高まるから、歩けるだけ歩いてくれめんすと言われておりました。

 

さて翌朝、主治医の先生から、もう大丈夫かなということで、ドレーンの管も抜くことになりました。

 

最初の気胸の時はこれが少々痛い記憶だったのですが、

今回は「吸ってー吐いてー息止めてー・・・、息止めた時に抜くからね(^_-)-☆」と説明をしてくれたのと、その練習もしてくれたこともあってか、もとより先生がお上手なのか、あまり痛みは無かったです。

【気胸】手術の前後

いよいよ手術です。

 

〜スケジュール〜

月曜日の夕方:救急でドレーン挿入

火曜日:手術室が取れず様子見

水曜日:手術日

木曜日:歩行練習

金曜日:管抜き

 

 

前日火曜日に、執刀医の先生と麻酔科医の先生から説明を受け、同意書にサインをします。

 

麻酔は全身麻酔で、術式は胸腔鏡下手術でした。

まず、肺を無菌の水に浸して、穴が空いている箇所を特定するそうです。

ほんで、皮膚に穴を小さく3カ所だけ開けて、内視鏡をぶちこみます。

そしたら、穴が空いた原因となったブラを専用のカッター的なもので切除します。

で、この専用のカッター、切除したら同時に縫合までしてくれるそうです。

(`・∀・´)スゲ-

 

CTを見る限りでは、これ!と言うブラが見えず、実際見てみないとわからんねって話になりましたが、こちらはまな板の上の鯛ですからお任せモードです。

 

 

説明を受けた後、手術をする側の脇毛とか胸毛とかそのあたりを剃ります。

 

前日の晩ご飯は食べてOKでしたが、22時以降は絶飲食でした。

 

翌朝9時から手術でしたので、早めに就寝です。

8時頃から手術着に着替えたり、髭を剃ったりして準備をします。

手術室に入ると、ドラマで見た光景が広がってましたよ。

今から手術だと言うのに、意外と緊張はせず、その光景にワクワク?してしまいました(*‘ω‘ *)

 

で、まずは麻酔です。

手術台に寝転ぶとメガネを外され、

口元に酸素マスクをつけられ、

頭に針付きの何かをセットされます。

「これから点滴で麻酔いれますねー」

と言われるやいなや、4-5人の方が私を取り囲んで見るのです。

 

あー、これ早く麻酔かからんと気まずいなぁ

 

と思って目を閉じると、手術は終わっていました。

 

いやほんと、寝てたらあっちゅうまですよ。

ボーッと目を覚ますと、執刀医の先生が切除した部位を見せて説明してくれました。

しかし意識もボンヤリだったのもありますが、なんせメガネをつけてないのでボンヤリとしか見えなかったです。

 

全身麻酔後は、体温が下がるそうなので、電気毛布グルグルでしたが、逆に暑かった様な記憶です。

 

実際のところ手術室に朝9時にINして11時OUTだったかと思います。

 今日一日は個室で過ごします。

ご飯は翌朝までNGです。

つまり丸一日以上食べられませんです。

 

しばらくするとコップ1杯の水を飲めるかどうか、テストが始まります。

これが飲めると、顔面を覆っていた酸素マスクが鼻だけのものに変わります。

 

段々と意識が戻ってくると、手術をした側の二の腕がすんごい違和感…

 

どうやら、術中は手術側の腕をバンザイしたまんまだったそうで、肩の血行がうんぬんって話だったので、自分で軽く揉んでみました。

 

そんなことより、あれですよ。

おしっこ問題は、尿道カテーテルを突っ込まれてました。

いや、気胸の手術のことを調べてたらそりゃこの事は皆さん書いてましたよ。

ただ、直接聞いてなかったので、見ないふりをしてました。

これは、抜くとき痛いのではないだろうかという不安と、そんな時に限ってタイプな看護師さんが来るんではないかというドキドキと、取り敢えず腹減ったという訳の分からん胸中でドラマを見ながらお休みです。明日から大部屋に移動です。

 

【気胸】再発から入院まで

 

初めて気胸になって10ヶ月が経った頃、肩に突っ張る様な違和感を感じました。

 

しばらく放って置いたのですが、仕事中に身に覚えのある呼吸のしにくさを感じ、早退して病院へ。

 

案の定、気胸になっていました。

 

原因ははっきりとしないのですが、前回同様、ちょうど台風が来た頃。

 

看護師さんも言っておりましたが、気圧の変化はバカにならんそうです。

 

救急外来で対応いただいたのですが、ドレーンをぶち込んで即入院となりました。

 

よく、若い胸板の薄い高身長で痩せ型男性になると言われている気胸

 

私も、30手前で胸板薄く、痩せ型の男性なので、まぁ気胸になる人の体型だそうです。

 

また、今回は再発という事で、手術で治す方向で話がまとまりました。

 

ちなみに、前回は会社からの帰り道で本当に緊急だったので、自宅からクソ遠い病院で家族も大変でしたので、自宅近くの病院まで頑張っていきました。